こんにちは。らむねです。
家族のことを心配するあまりに、
ついつい口調が強くなったり、言わなくてもいいことを言ってしまって、
もめ事になってしまうことってありますよね。
なぜか思うような方向に向かない……
こんなはずじゃなかったのに……
と、お互いのためを思っているのに、
誤解を生んで話がどんどんこじれた方向に。
今回は、そんな親子のお話です。
顔を合わせば口論ばかりの父と娘。2人が歩み寄るにはどうしたらいいの?
川田由香さん(50歳)は、
夫・隆太さん(51歳)と娘・麻衣子さん(22歳)の3人家族。
麻衣子さんは専門学校卒業後、
医療事務として近所のクリニックで務めています。
勤務先のクリニックには従業員用の駐車場が完備されているので、
麻衣子さんは以前から車通勤を希望していました。
と言えども、就職する時に免許はまだ持っていなかったので、
働きながらローンを組んで教習所に通い、
2か月前に念願の免許を取得することができました。
免許を取得してから、
麻衣子さんは家の車を貸してほしいと隆太さんに申し出ましたが、
家の車を運転する際は隆太さんも同乗することが条件。
通勤はおろか、友人と遊びに行くのにすら家の車を借りることはできませんでした。
車のことで口論が絶えない父と娘
麻衣子さんは、そのことでたびたび隆太さんと口論に。
「友人はみんな家の車を貸してもらえているのに、
どうしてうちはだめなの?」
と、麻衣子さんは毎回隆太さんに詰め寄り、
「お前の運転が危ないからだ」
と、隆太さんも通り一辺の説明しかせず、
お互い歩み寄ることはありませんでした。
そのたびに由香さんが間に入り
「免許をとっても運転しないと上達はしないから、麻衣子の運転でドライブに行きましょう」
などの提案をして、早く家の車が自由に使えるようになるよう計らっていました。
とはいえ、免許を持っていない由香さんが
車についてとやかく言うことを隆太さんは嫌がり、
麻衣子さんの運転中は、
「ブレーキが遅い」「判断が遅い」などと
口うるさく言うので車内はいつも口論に……。
せっかく免許を取ったのに……
車を貸してほしい娘と貸したくない父親、歩み寄ることはできる?
(2018.10.02)